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大人の食物アレルギー

2014.02.15 (Sat)

つい最近「大人の食物アレルギー」という記事を読んだ。

近年、特定の食べ物が原因で、皮膚や呼吸器などにアレルギー反応が
成人になってから発症する人が増加しているらしい

これは遅延型食物アレルギーであり、同様の食品を食べ過ぎると
反対に体調を崩してしまい、アレルギーを発症してしまうケースが
あるというのだ。

そういえば、最近知り合いの方と食事をしていたところ、
実は2年前から急に、サバのアレルギーになってしまい、
大好きなサバが食べれなくなったとか、また甲殻類や貝類が好きなのに
アレルギーで食べれなくなったと頻繁に聞くようになったと感じる。

また、乳幼児と成人の食物アレルギーは原因となる
食べ物の傾向が大きく異なるらしい。

厚生労働省研究班(2011年)の調べによると全年齢における
食物アレルギー調査では、

鶏卵(38.7%)、牛乳(20.9%)、小麦(12.1%)

国立病院機構相模原病院の調べによると成人では、

果物、野菜(48.4%)、小麦(15.7%)、甲殻類(7.2%)
*果物(リンゴ、桃、梨など) *甲殻類(エビ・カニなど)

発症の原因については、まだ詳しいことは分かっていないらしいが、
乳幼児で発症するアレルギー体質である「鶏卵」や「牛乳」は、
成人になると次第に減少するが、「小麦」に関しては、乳幼児・成人
ともに上位を占めている。

また成人患者の治療は難しいと言われ、原因や症状は個人によって異なるので、
まずは、原因と呼ばれる食物を除去する「除去食」が重要となる。

しかし現状の加工食品では、アレルギー物質を含む食品と工場が同一である
ところが多い為に、製造過程で混入してしまうのが現状である。

2002年から食品衛生法に基づき、加工食品のアレルギー表示制度を
スタートさせているので、最近はパッケージに特定原材料等とアレルギー物質が
表記されていることが多く見かけるようになった。

但し、表記されているからといっても他のアレルギー物質と同様の工場で
加工製造されているので、実際のところアレルギー患者にとってはリスクが伴う。

最近は遅延型アレルギー患者も増加傾向にある中で、微力であるが、
毎日の食事が安心して食べれるような環境作りを推進していきたい


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